憲法 第5版

書影

新法学ライブラリ  2

憲法 第5版

定価:
3,740
(本体:3,400円+税)
難易度:中級

発行日:2011年3月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-168-4

サイズ:上製A5

ページ数:480ページ

在庫:品切れ

内容詳細

長谷部憲法学テキスト最新版.今回の改訂では,「君が代」ピアノ伴奏事件,広島市暴走族追放条例訴訟,住基ネット訴訟,国籍法違憲訴訟,空知太神社訴訟等,最近下された最高裁判決に関する記述を加えた他,憲法制定権力,外国人の入国の自由,差別的言論,パブリック・フォーラム論等の論点について,説明を改訂・追加した.他方で,組体裁を工夫して情報量を増加しつつ,頁数の圧縮をはかり,よりコンパクトで充実した内容とした.

目次

I 憲法の基本原理
 1 憲法とは何か
  1.1 憲法と国家
  1.2 立憲的意味の憲法
  1.3 憲法の法源と解釈
  1.4 憲法の変動と保障

 2 日本憲法史
  2.1 大日本帝国憲法
  2.2 日本国憲法の制定

 3 平和主義
  3.1 憲法9条の起源
  3.2 憲法9条の解釈
  3.3 公共財の提供と国民主権
  3.4 民主主義の限界と憲法
  3.5 平和的生存権

 4 天皇制
  4.1 天皇の地位
  4.2 天皇の権能
  4.3 皇室の経済

 II 憲法上の権利保障
 5 権利保障の基本問題
  5.1 憲法上の権利と人権
  5.2 公共の福祉と人権
  5.3 憲法上の権利の享有主体
  5.4 憲法上の権利の適用範囲

 6 包括的基本権
  6.1 憲法12条,13条の意義
  6.2 憲法13条の保障する権利――包括的基本権

 7 平等
  7.1 平等の観念
  7.2 不合理な差別の禁止
  7.3 差別禁止の制度的具体化

 8 自由権
  8.1 精神的自由
  8.2 経済的自由
  8.3 人身の自由

 9 社会権
  9.1 社会権と自由権
  9.2 生存権
  9.3 教育を受ける権利
  9.4 労働に関する権利

 10 参政権
  10.1 選挙権・被選挙権
  10.2 請願権

 11 国務請求権
  11.1 裁判を受ける権利
  11.2 賠償および補償請求権

III 統治機構
 12 国会
  12.1 国会の地位
  12.2 選挙
  12.3 両院制
  12.4 国会議員の地位
  12.5 議院の権能
  12.6 国会の権能――財政の統制
  12.7 国会の会期
  12.8 会議の原則

 13 内閣
  13.1 内閣の地位
  13.2 内閣の組織と運営
  13.3 内閣の権能

 14 裁判所
  14.1 裁判所の性格
  14.2 裁判所の組織
  14.3 裁判官の地位
  14.4 違憲審査制

 15 地方自治
  15.1 地方自治の理念
  15.2 地方公共団体の組織と権限

索引
 事項索引
 判例索引

サポート情報

関連書籍

金融商品取引法

岸田雅雄

3,300円(税込)

中級
企業会計と法 第2版

弥永真生

2,695円(税込)

中級
労働法総論・労使関係法

盛 誠吾

3,630円(税込)

中級
ジャーナリズムと法

奥平康弘

3,080円(税込)

中級