計量経済学

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ライブラリ 今日の経済学  17

計量経済学

定価:
3,025
(本体:2,750円+税)
難易度:入門

発行日:2023年6月10日

発行:新世社

ISBN:978-4-88384-370-1

サイズ:並製A5

ページ数:304ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

著者の長年の講義経験をもとに,計量経済学の基本となる手法と結果の解釈について手際よくまとめた入門テキスト.式の導出過程を可能な限り省略せずに示し,必要となる統計学や数学を補論として盛り込んでいる.Excel援用のほか計量経済学に特化した無料の統計解析ソフトGretlを用いた本格的実証分析も解説.読みやすい2色刷.

目次

第1章 計量経済学とは?
  1.1 需要関数の例
  1.2 消費関数の例
  1.3 生産関数の例
  練習問題

第2章 回帰分析
  2.1 データについて
  2.2 最小二乗法について:単回帰モデル
  2.3 最小二乗法について:重回帰モデル
  練習問題

第3章 統計学の回帰分析への応用
  3.1 確率的モデル:単回帰モデル
  3.2 回帰モデルの仮定
  3.3 α,βの統計的性質
  3.4 確率的モデル:重回帰モデル
  練習問題

第4章 ダミー変数,関数型,多重共線性,F検定など
  4.1 ダミー変数
  4.2 関数型について
  4.3 多重共線性について
  4.4 F検定について
  練習問題

第5章 最小二乗法の仮定について
  5.1 誤差項:系列相関(自己相関)
  5.2 誤差項:不均一分散(不等分散)
  5.3 誤差項:非正規分布
  5.4 説明変数:確率変数
  練習問題

第6章 最尤推定量とその性質
  6.1 最尤法
  6.2 最尤推定量の性質
  6.3 最尤推定量の性質:その2
  6.4 いくつかの例
  6.5 尤度比検定
  6.6 数値例
  6.7 各種検定方法(第3章以降):まとめ
  練習問題

第7章 ミクロ計量分析
  7.1 離散選択モデル(二値選択モデル)
  7.2 パネル・データ分析
  練習問題

第8章 実証分析するにあたって
  8.1 識別性について
  8.2 データの入手方法について

補論A 数学準備
  A.1 最適化問題
  A.2 和記号Σについて
  A.3 統計学・計量経済学でよく出てくる公式
  A.4 行列について

補論B 統計学の基礎:復習
  B.1 確率変数,確率分布について
  B.2 期待値・分散・共分散の定義・定理
  B.3 正規分布について
  B.4 統計値・統計量,推定値・推定量について
  B.5 大数の法則と中心極限定理
  B.6 推定量の望ましい性質
  B.7 正規分布に関連した標本分布
  B.8 標本平均Xの分布
  B.9 区間推定(信頼区間)
  B.10 仮説検定

付表
索引

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