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数理科学 2026年5月号
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内容詳細
様々な分野・領域に分かれている物理学ですが,基礎となる理論は共通するため,異なる分野でも同様の概念・言葉が登場します.そういった概念や言葉には物理学特有の意味をもつものもあり,興味深い一方で,分野外の方や初学者にとっては理解しづらいものも少なくありません.本特集では,そういった物理学によく登場し使われるものの,初学者にとっては少しピンとこないような概念や言葉について,それがどういったものなのか,どのように用いられるのか,関連の深い題材や具体例を通して迫っていきます.
巻頭言(加藤岳生)/ハミルトニアンとは ― さまざまな視点から一つの関数を眺める(渡辺宙志)/エントロピー ― 熱力学,統計力学,情報理論の交差(白石直人)/区別不可能な粒子の不思議 ― 粒子の統計性と第二量子化(加藤岳生)/なぜスピンが必要か ― 代数構造からみたディラック方程式の作り方(松尾衛)/量子もつれの自然像 ― 非局所実在性とベル不等式(筒井泉)/トポロジカル相の物性とベリー位相(村上修一)/多体問題における対称性 ― 対称性が規定する多体系の量子相(押川正毅)/平衡と非平衡 ― エントロピー,ゆらぎ(齊藤圭司)/非エルミート量子力学入門(羽田野直道)