ラプラス変換とz変換

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新・工科系の数学  8

工学基礎

ラプラス変換とz変換

定価:
2,090
(本体:1,900円+税)
難易度:中級

発行日:2004年10月10日

発行:数理工学社

ISBN:978-4-901683-16-6

サイズ:上製A5

ページ数:208ページ

在庫:在庫あり

内容詳細

本書は実用性を意識したラプラス変換とz変換の教科書である.この本に従って演習問題を解いていくうちに,ラプラス変換とz変換が自然に理解できるようになる.2色刷

目次

第1部 ラプラス変換とは何か
第1章 ラプラス変換の基礎
1.1 ラプラス変換の定義
1.2 ラプラス変換の例
1.3 ラプラス変換の意義
1.4 ラプラス変換の基本定理[1]
1.5 ラプラス変換の基本定理[2]
1.6 少し複雑な関数のラプラス変換
1.7 インパルス関数とそのラプラス変換
  1章の問題

第2章 ラプラス変換の数学的な補足
2.1 ラプラス変換の収束性
2.2 ラプラス逆変換
2.3 ラプラス変換とフーリエ変換の関係
2.4 両側ラプラス変換
  2章の問題

第2部 ラプラス変換による微分方程式の解法
第3章 定係数線形常微分方程式の解法
3.1 簡単な例題
3.2 定係数線形常微分方程式の一般的な解法
3.3 ヘビサイドの展開定理
3.4 展開係数の求め方
3.5 さらにすすんだ例題
  3章の問題

第4章 連立微分方程式,微積分方程式,偏微分方程式の解法
4.1 ラプラス変換による定係数連立常微分方程式の解法
4.2 ラプラス変換による微積分方程式の解法
4.3 ラプラス変換による偏微分方程式の解法
  4章の問題

第3部 線形システムとラプラス変換
第5章 線形システムの取り扱い
5.1 線形システムとは
5.2 線形システムのインパルス応答
5.3 線形システムの伝達関数
5.4 s平面とシステムの応答
5.5 システムの安定性と周波数特性
  5章の問題

第6章 ラプラス変換と電気回路
6.1 電気回路のラプラス変換を用いた表現とその解
6.2 過渡現象の解析
  6章の問題

第7章 ラプラス変換と制御工学
7.1 制御システムの構成
7.2 システム動特性の表現と伝達関数
7.3 状態方程式
  7章の問題

第4部 z変換と離散時間システム
第8章 z変換の基礎
8.1 ラプラス変換からz変換へ
8.2 離散時間信号のz変換
8.3 z変換を用いた差分方程式の解法
8.4 z変換の数学的な補足
  8章の問題

第9章 離散時間線形システム
9.1 離散時間信号とシステムの表現
9.2 線形時不変システムの入出力応答
9.3 FIRシステムとIIRシステム
9.4 ディジタルフィルタ入門
  9章の問題

付録
  A ラプラス変換表\r
  B ラプラス変換の主な公式
  C ラプラス逆変換表\r

章末問題解答

参考文献

索引


サポート情報

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