国際経済 理論と政策II[第3版]

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新経済学ライブラリ  別巻7

国際経済 理論と政策II[第3版]

定価:
4,400
(本体:4,000円+税)
難易度:中級

発行日:1996年4月1日

発行:新世社

ISBN:978-4-915787-59-1

サイズ:上製A5

ページ数:680ページ

在庫:品切れ

内容詳細

最新の理論を実際に適切に結び付け,わかりやすく平易に書かれた教科書としてアメリカで圧倒的支持を受けている名著第3版の完訳.初学者から研究者に至るまで幅広い読者に支持されている好評書.

目次

1 為替レートと開放マクロ経済学
1 国民所得勘定と国際収支
1-1 国民所得勘定
1-2 閉鎖経済における国民所得勘定
1-3 閉鎖経済学における国民所得恒等式
1-4 開放経済における国民所得勘定
1-5 国際収支勘定
1-6 まとめ
1-7 重要語
1-8 問題
1-9 より進んだ参考文献
2 為替レートと外国為替市場:アセット・アプローチ
2-1 為替レートと国際取引
2-2 外国為替市場
2-3 外貨建て資産への需要
2-4 外国為替市場における均衡
2-5 利子率,予想,および均衡
2-6 まとめ
2-7 重要語
2-8 問題
2-9 より進んだ参考文献
2-10 補論 先物為替レートとカバー付き利子平価
3 貨幣,利子率,為替レート
3-1 貨幣の定義:簡単な復習
3-2 個人による貨幣需要
3-3 総貨幣需要
3-4 均衡利子率:貨幣供給と貨幣需要の相互作用
3-5 短期における貨幣供給と為替レート
3-6 長期における貨幣,物価水準,および為替レート
3-7 インフレと為替レートの動学
3-8 まとめ
3-9 重要語
3-10 問題
3-11 より進んだ参考文献
4 長期における物価水準と為替レート
4-1 一物一価の法則
4-2 購買力平価
4-3 PPPにもとづく長期為替レート・モデル
4-4 PPPおよび一物一価の法則に関する実証的証拠
4-5 PPPに関する問題点とその説明
4-6 購買力平価説を越えて:長期為替レートの一般的モデル
4-7 国際利子率格差と実質為替レート
4-8 実質利子平価
4-9 まとめ
4-10 重要語
4-11 問題
4-12 より進んだ参考文献
5 短期における生産量と為替レート
5-1 開放経済における総需要の決定要因
5-2 総需要方程式
5-3 短期において生産量はどのように決定されるのか
5-4 短期における生産物市場の均衡:DD曲線
5-5 短期における資産市場の均衡:AA曲線
5-6 経済の短期均衡:DD曲線とAA曲線の交叉
5-7 金融・財政政策の一時的変更
5-8 金融・財政政策の恒久的変更
5-9 マクロ経済政策と経常収支
5-10 漸進的な貿易フロー調整と経常収支の動き
5-11 まとめ
5-12 重要語
5-13 問題
5-14 より進んだ参考文献
5-15 補論I IS-LMモデルとDD-AAモデル
5-16 補論II マーシャル=ラーナー条件と貿易弾力性の実証的推計
6 固定為替レートと外国為替介入
6-1 なぜ固定為替レートを研究するのか
6-2 中央銀行の介入と貨幣供給
6-3 中央銀行はどのようにして為替レートを固定するのか
6-4 固定為替レート下の安定化政策
6-5 国際収支危機と資本逃避
6-6 管理フロート制と不胎化介入
6-7 国際通貨制度における準備通貨
6-8 金本位制
6-9 まとめ
6-10 重要語
6-11 問題
6-12 より進んだ参考文献
6-13 補論I 資産の不完全代替性下における外国為替市場の均衡
6-14 補論II 国際収支のマネタリー・アプローチ
6-15 補論III 国際収支危機のタイミング
2 国際マクロ経済政策
1 国際通貨制度 1870年−1973年
1-1 開放経済におけるマクロ経済政策
1-2 金本位制の下での国際マクロ経済政策,1870年−1914年
1-3 両大戦間期1918年−1939年
1-4 ブレトンウッズ体制と国際通貨基金
1-5 ブレトンウッズ体制下の内外均衡
1-6 ブレトンウッズ体制下の政策選択に関する分析
1-7 アメリカの対外均衡問題
1-8 世界的インフレーションと変動為替レート制への移行
1-9 まとめ
1-10 重要語
1-11 問題
1-12 より進んだ参考文献
2 変動為替レート制下のマクロ経済政策および協調
2-1 変動為替レート制支持論
2-2 変動為替レート制反対論
2-3 変動為替レート制下のマクロ経済関係に関する2国モデル
2-4 1973年以来何が教訓として得られたか?
2-5 改革の方向
2-6 まとめ
2-7 重要語
2-8 問題
2-9 より進んだ参考文献
2-10 補論 国際政策協調の失敗
3 最適通貨圏とヨーロッパの経験
3-1 なぜヨーロッパは為替レートの相互固定を好むのか?
3-2 最適通貨圏の理論
3-3 欧州通貨同盟
3-4 まとめ
3-5 重要語
3-6 問題
3-7 より進んだ参考文献
3-8 補論 ドイツ再統一は1990年代初期におけるヨーロッパの景気後退をどのように深刻化したか
4 世界的規模の資本市場:その実績と政策問題
4-1 国際資本市場と取引からの利益
4-2 国際銀行業務と国際資本市場
4-3 ユーロドルその他のユーロ預金
4-4 国際銀行業務の規制
4-5 国際資本市場はどの程度うまく機能してきたか
4-6 まとめ
4-7 重要語
4-8 問題
4-9 より進んだ参考文献
5 発展途上国:債務と安定化と改革
5-1 世界経済における所得と富
5-2 発展途上国のマクロ経済的特徴
5-3 発展途上国の借入れと債務
5-4 歴史的に見た発展途上国の借入れ
5-5 発展途上国債務危機の起源
5-6 ソブリン・デフォルトの経済学
5-7 債務危機の管理
5-8 市場ベースでの債務軽減
5-9 債務危機は去ったか?
5-10 まとめ
5-11 重要語
5-12 問題
5-13 より進んだ参考文献
6 旧共産圏諸国の国際経済問題
6-1 1989年以前における東ヨーロッパの貿易
6-2 東ヨーロッパにおける調整問題
6-3 (旧)ソ連における調和問題
6-4 旧ソ連内部における貨幣的諸問題
6-5 旧共産主義諸国の将来展望
6-6 まとめ
6-7 重要語
6-8 問題
6-9 より進んだ参考文献
3 付録 リスク回避とポートフォリオの国際分散

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